上達の秘訣 その2
- rain rain
- 7月21日
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よく、1日どのくらい練習すれば良いですか?と聞かれますが、正回答はありません。
練習量と上達度はほぼ比例するので、あえて言うなら、上達したいだけ練習しましょう、ということになるのかもしれません。
では効率を上げるにはどうすれば良いのでしょう。
習いたての小さい子には、1日何分、とか、1曲何回、などと指示を出す先生もいらっしゃいますが、あくまでも暫定だと思ってください。
だって、適当に5回弾くのと、ていねいに1回弾くの、どっちが上達するでしょう?
当教室では、ある程度家庭での練習に慣れてきたら、毎回小さな目標を立てることをお勧めしています。
例えば
〇新曲だったら
一通り弾いてみる
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〇つっかえてばかりの2小節、3回続けてノーミスだったらOK
〇メトロノームに合わせて2回弾く
〇難しいので片手だけ弾く
〇とにかく気分を乗せて弾く
その時の気分や持ち時間に合わせ、なんでもいいんです。
途中で、あ、難しいと思ったら修正してもいいし、弾く気がどうしてもわかなかったら、楽譜を見て次の弾きたい曲を探す、音源を探して聞いてみる、でも。
小さくても、目標をクリアするということは、ピアノに限らず、自己肯定感や継続のモチベーションにつながりますので、いろいろな場面で、ぜひ試してみてください。