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教室百景 ⑨

  • 2025年11月5日
  • 読了時間: 2分

新生活、夏の暑さ、運動会の練習、遠足などの行事、定期テスト。

定期的に顔を合わせていると、今日は疲れているね、今日はご機嫌だね、と様子の変化もよくわかりますが、疲れているのは、体力面ばかりではありません。

限られたレッスン時間、めいっぱい使いたい派なので、あまり余計なおしゃべりをする余裕もありませんが、それでもぽつぽつと、つい愚痴や弱音が聞こえることもあります。

おうちの人に叱られたんだね、お友達と喧嘩したんだね…。

何も言わないけど、今日の音はとっても元気がなくて悲しそう。

こちらの生徒さんは、あんなに張り切って習っていたのに、ここのところとってもやる気がなくなってしまいました。

年齢的にも、反抗期に突入のようです。

やれ、と言われるとやりたくないのなら、逆手にとってやるな、と言ってみましょう。

帰り際、愚痴大会が始まりました。

ごめんね、次の人来ちゃうからあんまり聞いてあげられないけど、吐き出すだけ吐き出したら、眉間のしわは伸ばしておうちに帰ろうね。

習い事の先生というのは、距離感がちょうどよくて話しやすいのかもしれません。

心身の安定は音へ本当に影響があります。

少しでもストレス解消ができたら、今日のカリキュラムに不足が出ても、レッスンとしては価値があったな、と思います。

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